相手が任意保険に加入していない?ある交通事故の示談交渉の体験談
旅先で接触事故を起こしてしまった!どちらの責任か判断できない?
家族4人で、車で大阪へ旅行に行った時のことです。 あるレストランで食事をしようと、駐車場へ入りました。 停車している車の脇をすり抜けようとしたら、その車がいきなり発進し少し車体を曲げたので、接触してしまいました。 運転していた夫は、「相手が動いたから接触してしまった」と話しながら、車を降りていきました。 相手の男性も出てきて、話し合いました。 しかし相手の男性は、「自分は停車していた。動かしていない。停まっている車に当てたのだから、責任は100%そちら側にある」と主張しました。 レストランの駐車場ですが、店側は全く関知しないと言います。 目撃者もいません。 その時は相手の男性が急いでいるので、ということで氏名・連絡先を教えてもらいました。 車の名義は男性の父親で、任意保険には加入していないということでした。 夫は「交渉はこちらが加入している保険会社として欲しい」と説明しました。 多少の衝撃はありましたが、相手の男性も私達家族も、特に身体の不調を感じてはいませんでした。 しかし双方で、必要ならば病院へ行くことを確認して別れました。 車の損傷も、双方とも小さな傷程度でした。旅先での事故なので、正直旅の思い出が台無しになったような気はしましたが、夫を責める気持ちはありませんでした。
保険会社に加入していない相手との示談交渉?これほど困難だったとは!
示談交渉は、加入している保険会社にお願いしました。 夫と男性、どちらも「自分は悪くない」という主張になってしまい、交渉が難航してしまいました。 加えて男性は保険会社に加入していないので、男性自身がこちらの保険会社と交渉することになります。 男性は、もし自分の責任を認めると自費で賠償金を払うことになることに難色を示しているようでした。 保険会社も、責任の割合を話し合って納得してもらう交渉をしていました。 しかし男性は「絶対そちらが悪い」と主張し、自宅まで電話が来るようになりました。 保険会社の担当者も何人も代わり、難航していることが察せられました。 ついに男性は「裁判を起こす」と言い出しました。 裁判になると大阪まで行かなければなりません。 脅しに屈するというわけではありませんが、裁判の費用や移動費など、また精神的なダメージを考慮して、相手の言い分を受け入れる選択をしました。 つまりこちらに100%責任がある、という示談交渉になりました。 車の賠償金は約20万円でした。 それ程大きな損傷がないので、その金額になりました。 身体の不調などに対する治療費はありませんでした。 相手への賠償金と自分の車の修理代、そして保険のランクが下がってしまうことなど、夫は不満な様子でしたが、同時に保険に加入していない相手のとの示談交渉の難しさも理解していたと思います。 保険会社の担当者は「状況から考えると、100%こちらが悪いというのはおかしい」と言ってくれましたが、このような状況の時に対応するのも保険加入のメリットと考え、この結果に納得しています。
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