100%自分の責任になる追突事故はクリープ現象でも大事になる!?

100%自分の責任になる追突事故はクリープ現象でも大事になる!?

マイクロバスに対する乗用車のクリープ現象での追突事故

去年の10月中旬の午前8時頃、仕事の都合で、静岡県沼津市から千葉県の館山市まで、乗用車に乗って向かっている途中で追突事故を起こしました。 高速道路を乗り継いで東京湾アクアブリッジを渡り、千葉県の袖ヶ浦市に入った所で朝食と休憩のため、一旦下道に降りました。 美味しい朝食を食べられるお店がないか、赤信号の度に停車中ながらもハンドルを握りながら、スマートフォンで情報を調べていました。 町中の滑らかな上り坂のT字路の信号が赤になった時も、同じように停車してスマートフォンをいじっていました。 その時、ブレーキペダルが弱まったのか、クリープ現象で進んでしまい、前で停車していたマイクロバスにぶつけてしまいました。 相手のマイクロバスは障害者の養護施設のお迎え中で、運転手と養護施設の職員、障害者が3名程乗っていました。 衝撃は「何か当たったような気がする」と感じるくらい小さく、幸いにも運転手も乗客も全員無傷でした。 しかし運転手からはすぐに警察を呼ぶように言われ、すぐに110番通報しました。 その後、後続の車に迷惑にならないよう、車を路肩に移動されようとしましたが、「事故現場をそのまま見て欲しい」と運転手に強く咎められてしまいました。 結局、車はそのままの状態で、警察が来るまでの約30分間、誘導係に務めました。 待ち時間が長かったせいで、養護施設には急きょ別の車とスタッフで残りの障害者達を迎えに行って貰う事になり、多大なご迷惑をかけてしまう事になりました。 ぶつけたマイクロバスの中に閉じ込められたままの3名の障害者達は、この状況下で情緒不安定な状態に陥り、泣き出す人まで出てしまいました。 障害者のご家族も心配して駆け付け、クリープ現象だとしてもとんでもない過ちを犯してしまったと、今まで生きてきた中で一番反省しました。 やっと駆け付けた警察は、接触箇所には目もくれず、危険だからすぐに車を移動させるよう促されました。 バスの運転手と一緒に事故状況を説明しながら、事故証明を取って貰い、お互いの連絡先を交換しました。 但し、バスの運転手は養護施設が委託しているバス運行会社の契約社員であったため、今後の示談交渉については養護施設・バス運行会社を通すよう言われました。 仕事の約束の時間までまだ余裕があったため、養護施設まで足を運んで謝罪すると共に、施設長及びバス運行会社の担当者を交えて今度の流れについて話し合いました。

たとえクリープ現象であっても高額の賠償額が発生しました

具体的な示談交渉については保険会社を通して行いました。 相手の保険会社はノータッチで、直接施設側と交渉されたようです。 身体的な被害がなかった事もあり、私の謝罪を受け入れて下さり、相手方には終始穏やかに接して頂きました。 しかし結果的には70万円を請求されました。 あくまでも上り坂でのクリープ現象での衝突だったので、こちらの被害は車も身体も無傷でした。 一方、相手のバスは前々から色んな場所にぶつけていたらしく元々後部全体が凹んでいたため、全ての傷が私の追突によるものと言い張られてしまったのです。 事故現場の写真も撮っていたのですが、今回のケースは100%私が悪いため、相手の言い分に従うしかありませんでした。 実際には後部の修理自体は30万円程度でした。 しかしこんなにも金額が跳ね上がったのは、見積を取って貰う段階から替えのマイクロバスを手配されたからです。 施設はマイクロバスを預けっぱなしにしていたため、保険会社の担当者が交渉難航している間に費用が日増しに増大していったのです。 慰謝料は無用で、保険を使ったため、こちらの支払いはありませんでした。 正直な所、自分の車が無傷で済むくらいの軽い衝撃だっただけに、この金額はないだろうと不満はあります。 しかし停車中であっても運転中にスマートフォンを操作していた私が全ていけないのです。深く反省しています。 大事故に至らずに済んだ事、相手方が人身事故にしなかった事に感謝して、もう二度と運転中にスマートフォンを触らないと心に誓いました。

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