一方通行を逆走!高齢男性ドライバーによる無謀な運転

警察と救急車がかけつける物々しい雰囲気になりました

私の大切な愛車がめちゃくちゃに壊れてしまったのは、今から数年前のことです。 今でもその時の大きな衝撃は、鮮明に覚えています。 一方通行をスピードを上げて逆走してきた高齢ドライバーと正面衝突してしまったのです。 幸い、一人の死者が出ることもなく済みましたが、一歩間違えれば大惨事となるところだったのです。 その日は休日で、子供を連れてショッピングセンターに買い物に行く途中でした。 月に数回は訪れる場所ですから、私自身もいつものように安心して車を走らせていました。 助手席に乗った妻もリラックスしてくれている様子に見えました。 しかしながら、その光景が一変してしまうような交通事故に見舞われてしまうことに。 前方から一方通行を反対方向に走る車に思い切り正面衝突されることになりました。 私の車の前方は大破してしまい、私はハンドルに上半身を強打。 妻は前方のガラスに頭を強くぶつけてしまい、一時は意識不明の状態になってしまったのです。 後部座席にいた息子はケガをせずに済みました。 加害者の高齢男性も全身を強く打ってしまい、ろっ骨を2本も折るケガに見舞われてしまいました。 警察をよび、救急車も来るという物々しい雰囲気になりました。

保険会社の担当者とも見解が一致。完全に被害者であることを確認

私は意識不明になってしまった妻のことが何よりも心配だったため、妻の救護を優先的にするようにレスキュー隊の人に強く依頼しました。 その後、妻の意識は戻り、脳にも後遺症が残らなくて済んだので良かったです。 私も子供も胸をなで下ろしました。 相手側の高齢男性も数カ月後には完全に元の健康な身体に戻ったということを聞きましたので、心から安心することができました。 問題は、この事故処理をめぐってのことです。 私は、家族も含めて完全に被害者であるという認識を持っていました。 私が加入する保険会社の担当者も同様の見解で一致。 相手側の弁護士と争っていました。 相手側は、早々に保険会社から弁護士に切り替えてくるという強気の姿勢です。 私の方は、100%相手側が悪いと思っていましたので、保険会社の担当者で十分だという認識を持っていたのです。 結果的には、車の修理代金や病院費用、損害賠償金なども含めて300万円近い金額を示談金として勝ち取ることができました。 私としては、正直なところ300万円でも少ないという思いを持っていたのも事実です。 悲惨な事故を起こした高齢男性ドライバーには、免許証の返納を本気で考えて欲しいと思った次第です。