交通事故の損害賠償請求で感じたこと:現実的な妥協点と個人的な心情
交通事故の状況:事故当時の状況と怪我の状態について
10年ほど前に都内で交通事故に遭ったことがありますので、その経験についてお話ししたいと思います。 交通事故に遭ったと言いつつも、実は自分では事故に遭ったときの記憶がありません。 気がついたときには病院のICU(集中治療室)のベッドの中でした。 事故当時の状況は、後から聞いた話によると、私が夜間に横断歩道を渡っていたところに横から乗用車がぶつかったようです。 その衝撃でわたしの体がボンネットに乗り上げ、そのまま頭からフロントガラスに突っ込み、その後、路上に落ちたとのことでした。 実は私が事故に遭った道路は、都内でも交通量の多い幹線道路でしたが、幸い、その車の運転手が状況に気付き、即座に救急車を呼んでくれたそうです。 その方が現場の交通整理をしつつ救急車の到着を待ってくれたようで、二次被害には至らずに済みました。 不幸中の幸いで骨折のようは大きな怪我はなく、軽い打撲と擦り傷、それに加えて頭部の打撲と切り傷で済みました。 しかし頭部の打撲については、意識が戻ってからもしばらく頭のぼんやりした状態が続いていましたし、入院中は何度も脳の検査を受けることになりました。 事故から10年が経った現在でも、傷を縫合した痕はまだはっきりと残っています。
示談の経緯:入院費用と休業補償の二点に絞って補償請求
運転手は任意保険に加入しておらず、相手任せにしておくと十分な補償を受けるのは難しいようでした。 そこで当方が弁護士を立てました。弁護士のアドバイスに沿って、最低限の補償として、大きく二点に絞って賠償請求することになりました。 一つは入院費用の請求、そしてもう一つは療養期間の休業補償です。 入院費用分については、私の退院時に病院窓口へ直接支払をしてもらう形で精算しました。 その際の支払額は約35万円でした。入院期間中はICUにいた期間も含め、合計で3週間ほどでした。 頭部の傷や打撲があったため、検査費用もかさみました。 事前に高額療養費の手続もしていなかったため、保険適用後の金額を満額お支払いいただいたことになります。 休業補償については、休職が必要と判断された2か月分の給与額相当を支払っていただきました。 当時、新卒一年目という時期で、仕事を覚えようと一生懸命取り組んでいる最中での事故でした。 そのため、休業補償は低い当時の給与額に対する補償となってしまったのですが、そのタイミングでキャリアが中断されたことは残念です。 しかし運転手への請求額を増額することは当時の状況から考えて現実的ではありませんでした。 最低限の補償は受けられましたが、せめて先方が任意保険に加入してくれていたらと残念に思う気持ちはありました。
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